【私、リーダー務めます#15】亀岡由美さん

リーダー審査員15人目は関西から。
利き酒師、ソムリエなどプロフェッショナルな資格を活かして関西チーズラバーの頼もしい相談相手になっていらっしゃる亀岡由美さんです。

亀岡由美さん
関西大学文学部卒業。交通事故後、ソムリエにあこがれるが、当時左利きはムリと言われ断念。フラフラとマイペースに販売員を続けているうちにひょんな食い意地から飲食の世界に足をつっこむ。イタリアン、ホテル、フレンチ、と転々としながら他力本願で利き酒師、ソムリエ取得(笑)。そして現在、百貨店でチーズ販売なう。

Q1. チーズにはまったきっかけは?
知人の海外出張土産にいただいた初めての白ワインを飲むために、当時阪急百貨店にしかなかったチーズ専門店に。
「だまされたと思って食べてみて。珍しい農家製のヤギのチーズだから」と買わされた100g1400円ほどのシェーブル(20代の私にはとっても高かった)と、白ワインを合わせた時の感動!!
同じ頃に、「チーズのことなら私に任せて!チーズにはいろいろ種類あるの知ってるで~!○印やろ、○治やろ、小○井やろ~」とのたまった、友達の言動は何かが違う・・と、「チーズ」を知るために友達数人で集まって毎月チーズ会をやりました。
「チーズ」っていろんな美味しさがあるんだと知りました。
 
Q2. チーズに関して普段どんな活動をしていますか?
友達の家に行く時には、手土産としてチーズを持って行くようにしています。 仕事としてもチーズを売る日々です。
 
Q3. 個人的に好きなチーズ、またはチーズ料理をひとつ挙げるとしたら?
名前をあげていいなら、さらべつさんの酪佳とシャヴィニョル・トレ・セック。和洋折衷で感動した、近藤亭さんのきんぴらキッシュ♥ 自分でもキッシュに煮物系を入れるようになりました。
 
 
Q4. 品質評価セミナーや研修会を通じて学んだことで、特に印象的だったことは?
大手じゃないチーズ生産者がこんなにも増えてる! しかも型が無い分、個性的なチーズも多い! ・・・けど、どこに行ったら買えるの?といつも思います。
 
Q5. 国産ナチュラルチーズの品質評価において、大切にしていることは?
人様の生業としてのチーズを、作ったこともない人間が評価しようとしていること、毎日、より美味しくチーズを作ろうと努力されてる生産者の方々への尊敬の思いを絶対に忘れないこと。
 
Q6. 生産者の方にむけて“ラブレターをしたためる”ように、フィードバックシートを書くという大切なミッションを担うリーダー審査員。そこで、あなたの「愛に溢れるエピソード」を何か教えてください。(読み返したい本、聴きたくなる音楽、忘れられない映画、大好きな車、などなど)
ラブレター・・・書いたことありません。文学部卒なのに文章書くがとても苦手です。ここまでの質問に答えるのに4時間経過・・・うぅ・・ ・若い時から、我の強い私を周りの方々が受け入れてくださって今の私があります。
それからちょびっとだけ時が流れましたが、ボチボチ私が受け入れる側になれればいいなぁ、と思っています。 周りの皆さま、もう少しお待ちくださいませ。
 
Q7. 本番に向けての意気込みをどうぞ
人としてはもちろん審査員としても、経験も浅くあまりに未熟で、お話を頂いた時に 「あ、無理です」と言おうとしましたが、尊敬する先輩から私の名前が出たと聞いて、無理やりその言葉を喉の奥に押し込みました。 まだ喉の奥がイガイガしますが、諸先輩の背中を追いかけつつ、私らしくのびのびと頑張ろうと思っています。 「日本中に美味しい日本のチーズを!!」
 

Japan Cheese Awards

食べ手・伝え手のプロ、チーズプロフェッショナルだからこそできる応援をしたい! ジャパニーズ・ウイスキーが一つのジャンルとなったように “ジャパニーズ・チーズ”も国内外で認められる、そんな未来を描いていこう! みんなの熱い想いが詰まった国産ナチュラルチーズのコンクール。 それが Japan Cheese Awards(ジャパンチーズアワード)です。

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